“歯の咬耗”が著しい場合の全顎治療(咬み合わせ外来より)

【治療前】
【治療後】
【治療前】
【治療後】
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【治療後】
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【治療後】

担当歯科医師:院長 設楽健雄 詳細▶︎咬み合わせ外来

  • 術前に咬合器に模型を装着し、咬合診査を行う
    術前に咬合器に模型を装着し、咬合診査を行う ずれの確認
    MIP(術前の咬み合わせ)とCO(中心位)とのズレ
    クリアランス(MIP)
    MIPでは右下に被せ物をするスペースがない
    クリアランス(中心位)
    中心位へ誘導することで被せ物のスペースを確保することができる
  • 治療計画を立案し、診断用wax-upを作製
    矯正治療が必要な部分はセットアップになっている
    治療計画を立案し、診断用wax-upを作製 上顎の様子
    上顎の様子
  • 顎位の安定を図る
    診断用とは別にwax-upを作製
    不良補綴物は除去
    不良補綴物は除去し、必要な部分には根管治療及び支台築造を行った後仮歯を装着
    仮歯とコンポジットレジンを用いて咬合を修正
    仮歯とコンポジットレジンを用いて咬合を修正
  • 下顎前歯を中心とした矯正治療(インビザライン)
    術前の様子
    術前の様子
    術後(叢生が改善された)
    術後(叢生が改善された)
  • プロビジョナルレストレーションを作製
  • プロビジョナルレストレーションにて審美・咬合を口腔内で確認
    かみ合わせの確認を数回行う
  • 最終補綴物を作製
    右側
    正面
    左側
症例 60代女性
主訴

うまく咬めない。

治療回数 治療回数:85回(処置開始〜最終補綴物装着までおよそ2年)
治療費の種別 自由診療(自費)
治療費用 ・咬合診査(術前の咬み合わせの検査)¥16,500(税込)
・下顎前歯 インビザライン(マウスピース矯正による歯列改善)¥275,000(税込)
・上顎 e-maxクラウン 1歯あたり¥88,000×14本(税込)
・下顎 e-maxクラウン 1歯あたり¥88,000×6本(税込)
・左下第1、第2大臼歯 インプラント上部構造(ストローマン) 1歯あたり¥198,000×2本(税込)

合計 2,447,500(税込)
リスク・副作用等

・e-maxは金属の補綴物と比較して、歯質の削除量がやや多い場合がある。
・e-maxは機械的強度は高いものの脆い性質があるため、破損する場合がある。
・生活歯の場合、しみるような症状がでる場合がある。
・事前に神経の処置(根管治療)やコア(土台)の処置が必要となる場合がある。
・歯ぎしり・食いしばりのある方は、破損・脱落するリスクが高いためマウスピースの作製が必要となる。

コメント

咬み合わせは左右均等に接触すること、下顎の前方側方運動時の様子が非常に重要です。治療流れとしては顎位の安定を図った後、下顎前歯の位置を決定することがスタートになります。そのために今回は下顎前歯の矯正治療を採用しております。
全ての方にこのような治療法を選択するわけではありませんが、もし咬み合わせでお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひご相談ください。

  • すべての方に上記のような治療結果を保証するものではありません。
  • 治療の際には、必要な検査を行うとともに十分な説明とカウンセリングを行い、ご理解とご納得いただいたうえで治療させていただいております。
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