歯周病治療

 お食事を楽しく召し上がれていますか?

歯が揺れているとしっかり噛むことはできません。

また、歯根周りの骨が減少すれば揺れは大きくなります。

歯周病は、歯を支えるその『骨が溶ける』病気なんです。

 

「気づかないうちに」「痛くないのに」確実に進行しています。

左のグラフは『歯を失った原因』を表しています。『歯周病』が42%で約半数を占めて1位です。

これでも「まだ痛くないからまだ大丈夫」と考える方もいるでしょう。

『日本国民の8割が歯周病!?』

これは厚生省「e-ヘルスネット」からの資料で歯周病の年齢別罹患率を示しています。年齢が上がるにつれ罹患率も上がり、後期高齢者では60%を超えています。40代から歯周病にかかっている人が多いです。つまりこの前にしっかりと歯周病と向き合う必要があります。

歯周病の検査と進行状況

上の表の4mmが分かれ道です!

『大切なご自身の歯だから今こそ本気の取り組みが必要です』

『痛くないから大丈夫』は危険です。

右の写真は20代後半男性の口腔内写真です。ご本人は歯周病の自覚がありませんでしたが、全顎的に歯周ポケット4mm以上で歯石もたくさん付着していました。

中等度歯周炎です。


歯周病治療ではどんなことをするのか?

大きくは『セルフケア』『プロフェッショナルケア』に分かれます。

 

◯プロフェッショナルケア(スケーリング&SRP)

ここでは歯茎の内側、歯の表面の部分においてクリーニングをします。

左の写真のような器具を使用し、歯ブラシでは取り除くことのできない歯石などを除去していきます。

併せてここでは歯科医師・衛生士による

①効率的なブラッシングのご案内

②補助器具(歯間ブラシ・フロス・タフトブラシなど)の説明

を実施します。

◯『セルフケア』

毎日のブラッシングによる口腔内ケアのことを指します。

ここが最も大切です。

全ては『ご自身の健康な歯で楽しい食生活を楽しむため』

まずは、検査にいらしてください。詳しくご説明させていただきます。

【治療の流れ】

①術前に咬合器に模型を装着し、咬合診査を行う

咬合器上で術前の咬み合わせを確認

術前の咬み合わせでは被せ物のスペースがない

中心位へ誘導することで被せ物のスペースを確保することができる

②治療計画を立案し、診断用waxupを作製する

下顎前歯は矯正を必要とした

上顎の様子

③まずは顎位の安定を図る

顎位安定化のためのwaxupを作製

下顎の様子

上顎の様子

④顎位の安定を図った後は、下顎前歯を中心に矯正治療を行う(インビザライン)

下顎 術前の様子

マウスピース矯正をした術後の様子

⑤プロビジョナルレストレーションを作製

上顎の様子

下顎の様子

正面の様子

⑥プロビジョナルレストレーションを口腔内に装着

左側

正面

右側

プロビジョナルレストレーションにて最終補綴物の形態、咬合状態を確認。

⑦最終補綴物を口腔内に装着

左側

正面

右側

年齢・性別

主訴

治療回数

治療費の種別

治療費用

リスク・副作用など

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